SSブログ

平成26年の干支に因んで [天録時評]

 平成26年の干支は、甲午(きのえうま)で第31番目。甲(きのえ)は十干(じっかん)の第1にして陽、5行は木、方位は東、時は夜8時、季節は旧暦の5月で夏。
 甲は、種を覆う固い殻で、実体を封じ込め、外から中身が識別できず、手探り状態だが、熱しつつある種を次第に形作り、如何に育てるかが肝心である。
 甲は、はじめとも訓(よ)み、新たな十年が始まる年である。
 午は、十二支の第7にして陽、5行は火、方位は南、時は正午、季節は旧暦5月。午は、杵の原字で、突き合う、交じり合う、つらぬくの意、また忤(ご)で、さからうの意もある。
 旧体制の殻、規制を撤廃し、種々に民間の活力を導入し、国内外の自由競争に対処せよ。
 午は、動物は馬にあて、「天馬空(てんばくう)を行く」で前例、慣例にとらわれず、新たな時代にふさわしい天下の大指導者の手腕を俟(ま)つ。
 「馬には乗ってみよ、人には添ってみよ」は和合協調を諭し、乗馬の心得は「一に心、二に手綱、三に鞭、四に鐙(あぶみ)」も如く、すべてにおいて心が第一で、意思の疎通、やる気、踏ん張りが大切と諭す。
 「名馬に癖あり」「生き馬の目を抜く」で何事も果敢かつ油断せず、なおかつ「馬は甲兵のもと」で太古より国防の大切さを訓(おし)える。
 幸苦に喘ぐ庶民の声に「馬耳東風」であるばかりか「馬を鹿に通す」権力者によって支配される北朝鮮への万全の備えが求められる。
 「荒れ馬の轡(くつわ)は前から」の諺のごとく、力で横を通そうとする中国に対し、毅然として対処せよ。
 名伯楽のごとき政治家を見出し、国のために犬馬の労を厭(いと)わないことこそ国民の責務である。
nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。